犬のおやじの日記...犬のおやじ

 

 

ちょっとかっこいい文 - 2004年06月15日(火)

ひたすら走っている夢を見ました。

家を出たらどんどん景色が変わり、実家で走っていました。
あのころの堤防を走っていました。
中学高校と、休みの日で暇なときにひたすら走った堤防道を
ひたすら走っていました。

・・・・
中学のころは片道40分。
高校のころは片道90分。
誰ともしゃべらない。
車も来ない。
夕方の道を一人で。
みんなが遊びに行ったり、彼女と過ごしているはずの時間は
いつも一人で走っていました。
その後
脚を引きずって帰ったら、実家の犬は散歩に連れて行けといつも
せがみます。結局、いつも連れて行きます。
田んぼの土手にぼけーっと1人と1匹で座ってます。
たまに顔を見合わせて無言。
・・・・・
夢の中では原風景ままのあの時間も現実は変わりました。
堤防近くに大きなショッピングモールができて車はひっきりなしです。
堤防の道も広く、信号もいっぱい。河川敷も開発済みになりました。
そして、実家に帰っても待ってる白い犬ももういません。

時間は流れる。



...




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