宇宙 ほし の下で…



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2002年08月15日(木) ほんの数分間安らぐために乗ったことになるスワン。

湖でボートに乗りました。
中学の時の「林間学校」以来です。
3人乗りのやつをレンタルすることになったのだけれども…
スワンボートと四角っぽいボートとあって、四角っぽいやつだよね!もちろん。
と思っていたらスワンボートを勧めるおじさん。
『あのー…こっちのも3人乗りですよね?』と四角っぽいのを指差して聞いたのだけど、おじさんからしたらまだ小娘の私の言葉になど耳も貸してくれなかった。
私など眼中になく、おじさんの眼の先にはスワンボート。
そして…既にスワンボートに素直に乗りこんでいる一人。
今まさに乗りこんでいる最中の一人。

え…Σ( ̄ロ ̄;)いいの?コレでいいの?!と思ったけれど、もう何を言ってもムダです。だって既に乗ってるんだもん。
ということで…
ヽ(*´ー`)ノはぃ…喜んで乗りますよ♪白鳥に☆
と、スワンボートに乗ったのだけれども…
私スカートでして。だって…まさかボート漕ぐとは思ってなかったんだもの。突然決まったんだもの。
仕方なくハンカチで隠したり、暑いというのでTシャツの上に着ていたシャツを一枚脱いでもらい、それをひざ掛け代わりにして頑張ってペダルこぎました。
『なんだかスポーツクラブに来た気分だよ…』などと言いながら懸命に漕ぐ私達。
あっという間に20分が経過し、あと10分だからそろそろ戻ろうと懸命にスワンボートのペダルを漕ぐ私達。
近くを大人数用のスワンの遊覧船が優雅に通りすぎて行く。
漕いでる2人『羨ましい…。汗が…。』
そしてまたペダルを漕ぐ私達。
近くを遊覧モーターボートが素晴らしい早さで通りすぎて行く。
一同『いーなー!アレがいいっ!!』
そしてまたペダルを漕ぐ私達。
近くをキャッキャッ楽しそうに笑いながら、嬉しそうにスワンボートを漕ぐ小学生くらいの男の子と女の子。
漕いでる2人『いい!あの子達レンタルしたーぃ…喜んで漕いでるよ…』
        『ホントだっ!いーなー…コレ漕いでくれないかなぁ…』
そしてまたペダルを漕ぐ私達。
『あれ?このボート、どこで借りたんだっけ?』
『似てるところがいっぱい並んでてわかんない!』
『そんなの考えなかった。憶えてない…』
『どこに向かって漕いだらいいの…?』



『あそこじゃなかったっけ?』
『そうだそうだ!』 
そこに方角を合わせ懸命に漕いで向かう。
が…近くにきたところで
『ちがう…ちがうよ!』
『えーどこだっけーっ!?』
『やばい!時間過ぎちゃう。延長したくない〜もういいよ〜。』
『階段おりて左側にレンタル場所があって…だから、あそこじゃない?』
『あそこか!よし!』
そこに方角を会わせ直し懸命に漕いで向かう。
時間との闘いである。
が…近くにきたところで
『あれ?違う違う!』
『あ、名前が違う…』
『あっちじゃない?あっちだよ!あっちっ!!』



もう…貸しボート屋さんみんな似ててわかんない・・・
結局、レンタル時間の30分間は過ぎてしまい
『もういいよ…どうせ延長ならもうゆっくり漕ごぅ…』
『うん…そだね…』
『もう漕ぎたくないんだけどねぇ。早く降りたい…』
『貸しボート屋さんの近くのイスに座って見ている人達にさぁ、私達が迷ってるのバレバレだよね…恥ずかし〜ぃ(笑)』
などと言いながら、それからも数回【──】と同じことを繰り返し、やっと借りたボート屋さんを見つける事ができました。
ちなみに延長料金はとられませんでした。10分位すぎてしまっていたのに…。
親切だぁ。良心的だぁ。と、ちょっと感激。


*** 教訓 ***

“ボートを借りる時は、どこからレンタルしたか特徴を憶えておこう☆”


疲れた・・・



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