宇宙 ほし の下で…
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2002年10月06日(日) |
久し振りに自転車。 その2 |
小さいけど私の挑戦だった。 その大きな長い坂を一度も立ち漕ぎせずに、できるだけ平然を装って登りきるというのが学生の頃の私が私だけに決めていたくだらないルールだった。くだらない意地だった。 あ、私がすごいバカな人間ということがとってもよくわかる…。 「今でもまだ一度も立たずに漕げるかな?」 ( ↑ ね?すごい小さい挑戦。またの名をすごくくだらない挑戦。) 久し振りの自転車が楽しく思えたこともあり、登る手前でワクワクしてきてめちゃくちゃいい笑顔をしてしまいそうになった。けど、それをしてしまうと「危ない人」と思われてしまうので堪えた。 坂の数百メートル手前で、 「登る前に少しスピード上げて助走つけてから登ろう!もう少しだな…」と思った。
「あッ!助走忘れたっ!!」気がつくと坂登り始めてた…。 もし私がロボットだったら、すっごい欠陥ロボットだ。 CD聞く時、ランダム機能やシャッフル機能を楽しんでいる人ならこんな私と付き合ってくれるだろうか…?
・・・景色に気をとられてたんですよ。
別に誰かを待たせているわけでもなく決められた時間があるわけでもないので、下にある家を見下ろしたり川を見たりしながら苦しくない程度にゆっくりと登った。 思っていたよりも余裕で登れたので、ちょっとびっくり。 でも、鼻はふくらんでました。でも、平然を装いました。
下りがすごく気持ち良くて「あー登った甲斐があった!」と思い、心の中で「うむ」と一つ頷いた。 それから少し遠回りして、景色や空や空気や音楽を楽しみながら帰ってきました。その後飲んだ冷たいお茶がおいしかった。
楽しかったー!全てが気持ちよく感じた。
* おわり *
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