宇宙 ほし の下で…



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2002年11月04日(月) バイト初日の時の話。vol.1

「これがスープボウル。で、これが…」なんて感じで用具の説明をしてもらった。順番にパパッと説明していく店長。
「これはホテルペンっていいます。ラブホテルのホテルね。」と店長がいった。
覚えること沢山あるし素早い説明についていくのに必死だったしちょっと緊張してたし…で余計なことは耳に入らなかったので「(ホテルペン…聞いたことあるな…)はい」とコクリ頷いた。
Aさんが「なんの話ししてるんですか〜?もう…」と笑いながら前を通りすぎていった。
「??」←私。
「いや別に。初日だから一通り教えてるんですよ?」と店長。
やっと頭が回転しだして「あっ!素直に納得しちゃったじゃないですかーっ!」と物凄い遅いつっこみを入れた。
「ラブホテルのホテルですよ?ホテルペン…。」
「はぁ…そうですか・・・。」
「ラブホテルとかいきます?」
「…え?」
なんだ…このひと…。
でも、あまりにもサラリと爽やかにいうのでいやらしさを感じない。
「セクハラ!セクハラ!」といわれている中年サラリーマンがポワワワワンと浮かんだ。ちょっとだけ同情した。

次に、言われた通り洗剤をだしていると「いまさん、泡風呂すきですか?」と爽やかに聞いてきた。
「は?!泡風呂?ですか?」
「そうですよ?泡風呂。入んないですか?」と笑顔でいうので、
「えーと…あのーそれはどういう意味で質問してらっしゃるんですか?」と首をかしげながら微笑んで返してみた。
「いや、そのままですよぉ?」とニッと笑っていうので、
なに?これはなんかの挑戦状!?(何の?)と勝手に思い、、
「んー…滅っ多に入らないですね。」とサラリ答えた。
「そうなんですか。滅っ多にですか?」というので、
「はい、めっったにですっ!」と力をこめてみて答えた。
「店長…泡風呂好きなのかなぁ…?」って思ったので、
このままだと次にどんな質問されるかもわからないので、
逆に「店長は泡風呂すきなんですか?」とそのまま聞き返してみた。
「泡?泡ねー…泡すきですよぉう?」
なんだか開きなおってるように見えたのは私だけだろうか?
「ふーん…そうなんですかぁ。なんでですか?」真顔で聞いた。
「なんか…癒されるじゃないですか。癒されるんですよ。癒されるんですよねー。」
真顔になったあとコクコク小刻みに頷き笑顔でいった。
真顔で「へー…」と頷いたあと
「そうなんですかぁ…。」とコクコク小刻みに頷きながら笑顔でいった。

あまりにも寒いギャグばっかり言う店長に、「それ…みんなには言わない方がいいですよ。きっと寒いっていわれちゃいますよ?」と、仕返しちょっと込みの冗談で笑いながらいった。
「あはははっ!大丈夫です。いまが言ってたっていうから。」爽やかに笑顔で返してきた。


・店長…いろんな意味で要注意人物とインプット。

・店長みたいなキャラって特だな…って思った。セクハラ!セクハラーッ!って騒がれないもん。それとも陰ではいわれてるのか…?

・家に帰ってから、もしかしたらあれが店長なりの緊張のほぐし方なのかな?仕事がやりやすいように…。初めての人が来ると場に和ませるのに気つかうもんなぁ…とか思った。

・↑ ちがったみたい。

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