宇宙 ほし の下で…



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2002年12月23日(月) 本当はこんなの。

        「 冷えた月 」


あなたが誰かを思い出していたから

知らないところに一人置いて行かれてしまったような気持ちになって

わたしも誰かを思い出してるふりをした

私は誰を浮かべようかしら

あなた以外もう誰もいないのに



お前だって

何も知らないあなたはいった

あなたの中に他の誰かがいたという事を

噂で聞いたような感覚に陥った

その後 それは噂ではなく事実だと

遠まわしに聞いたような



言葉というものは 案外複雑なものなのね

ふとしたところで 嘘が見えてしまう

ふとしたところで 愛情を感じてしまう

心を動かしてしまう 

欲しくなってしまう

大切にしてしまう

儚いものなのにね


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