宇宙 ほし の下で…
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Will
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いつからだろう… 祖母に問いかけたくなるときがある。 心の中で問いかけてみたってもちろん返事などない。 シー…ン…としているかそれに似た空気の音か… 時々自分の鼻をすする音と息を吐き出す音と唾を飲み込む音。 そこには誰の声もない。時々堪えきれずに混じってしまうこともあるけれど。 ねぇ…おばあちゃんもこういうことあった? ねぇ…おばあちゃんもこんな恋愛した? ねぇ…私の辛さなんてまだまだ甘いかな?やっぱり。おばあちゃんはおじいちゃんのどんなところが好きだった?どんなところが苦手だった? それとお母さんの話。 一番辛かったこと。おばあちゃんの場合はどんなことを胸に乗り越えたの?こういうことを聞くこと自体…甘い? などなど…。 一度も会うことができなかった。写真でしか知らない。 しつけに厳しい人だったとも気の強い人だったとも聞いている。 近所では「さっちゃん」と親しまれていたとも聞いた。 学生の頃、教習所の送迎のおじさんと話していたらたまたま母の知り合いで驚いた。 関係ないけど世間は狭いと感じたものだった。 その時に祖母の話もでてきてその人もやっぱり、おばあちゃんのことを「さっちゃん」って言ってたよ。 世間では「大人」と呼ばれる年にとっくになった。 本人はさほど気にしていないが「いい頃じゃないの、結婚」と言われる機会が多くなったよ。 「んーそうなんですけどねー」と笑顔で左から右だけど。だってさぁ、なあんかピンとこないんだもん。 親にしたら孫を抱きたいだろう。花嫁姿もみたいだろう。送り出してひと安心したいだろう。 最近言わなくなったけど。 親不孝かしらねぇ… でもオラ妥協できねえっす!(>_<*) 人生一度きりっす!(>_<*) だからこそ妥協の結婚はしたくねえっす!相手にも失礼っす!(>_<*) たとえ相手がいいといってくれたとしてもね…。 !!…コーヒーこぼしちゃった…冷たくなってきた… さっきのつづき。 こんなこという私は青臭いのだろうか。 だとしたら、私は青臭い考えをもつ人間です。開き直りではなく、ね。 あなたに聞きたいことが話したいことが沢山あります。 たとえばそれらが叶っていたとしても自分で決めるよ。最後は自分で。 それしかないものね。 だから今と変わりはないのだけれど、あなたの、祖母の…堅いか……おばあちゃんの言葉が気持が聴いてみたかったの。あなたの内から出る言葉や気持やイントネーション声色から何かを感じたかったの。 と、思う今日この頃なのです。 何故かはよくわからないのだけど。
ティッシュで拭いたコーヒー、おばあちゃんに見られたら怒られそうだな…。
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