海に降る雪...marin-snow

 

 

小休止 - 2002年09月25日(水)

体調は相変わらず不調。
仕事も切羽詰まってきて、余裕なし。

でも、彼はマイペースで、うちに来ていた。
昨日も「夕食食べたら帰る」と言っていたのに、眠くなったと言って泊まっていくし。

普段はこういう、どちらかはっきりしないっていうのが、私はとっても苦手なんだけど。

ここまで余裕がなくなってくると、彼のことも構っていられなくて。
「泊まっていいか?」と聞かれたら「どっちでも」と答えてしまった。

テレビ見ている彼を放っておいて、とっとと仕事して、お風呂に入って寝る用意していた。
そんなならいっそ「今しんどいから帰って」と言う方が、余程いいんじゃないか?と思うほど、素っ気なく。

今の私、断る余裕や判断力もなくなっている。
だから、彼に聞かれると「好きなように」と判断を彼に委ねて逃げてしまう。

そのくせ、人が居るとぐっすり眠れない気がして、目覚ましいくつもセットして、耳栓して寝てたって。。。

朝もつっけんどんなまま、仕事に行った。



そしたら、夕方の電話で。

彼は私が仕事に行った後、うちのマンションの階段から滑り落ちて捻挫したらしい。
それで運転が恐いから、今日も行こうと思っていたけれど、止めておくという。

彼には悪いけれど、正直なところ、ホッとしていたりする。

会議でぐったり、仕事お持ち帰り状態の今日、彼が来ていても、本当にしんどかったと思うから。

でも、断る決断力もないんだ。

私が言えないから、神様が変わりに来れないようにしてくれたんだろうか?

だとしたら、彼が気の毒だね。。。

今の私、一人でないと、本当に休むことはできないでいるみたいなんだから。
ちゃんと言えるようにならないと、保たないよ。
とは、思うのだけど。
言えるうちはまだ余裕がある時なんだよね。。。

居ないのは居ないで、何となく淋しくも思ってしまうだけに、始末悪いわ。

本当は。
彼が居ようが居まいが、自分のペースでやれればいいんだろうけれどね。
本当に休めるようになればいいんだろうけれどね。

どうすれば、なれるもんなんだろね。。。
とりあえず、今日は、早く寝よう。。。





   彼が捻挫して来られないと聞いて、怪我の心配より、ホッと感じてしまった自分が、哀しい。
   彼の怪我に対して、なんの感情も湧いてこない、今の自分が、哀しい。




そのくらい自分勝手で残酷なのが、本当の私なんだろうけれどね。。。


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