栗 - 2012年09月23日(日) もともと栗は大好きだから、秋になると買ってきて食べていた。 でも今年は買う気になれなかった。 ベラも大好きだったから。 ベラが大好きでベラと一緒に食べていたものを ベラが居ないのに食べるのがつらくて。 栗が売り出され始めたのも知っていた。 なのに 父が買ってきた。 3袋も。 私が好きなのを知っているから。 冷凍しておいて食べればいいからって。 冷凍したら、やっぱり味は落ちるんだよ。 一人の冷凍庫に栗が一杯入っているなんて 冷凍庫を開けるたびにつらいじゃないか。 父の友達のところに送りたいっていうのもあったんだろうから でも車に乗れなくなった片麻痺の父が買って帰ってくるのは 3袋が精一杯だったのだろうから 私がもう3袋買いに行ってきて 5袋は父の友達のところに送って 1袋は実家でゆでた。 家に帰ってきて ベラの写真供えて、お線香を上げた。 それだけで、泣けてきて。 わらび餅も、スイカも もともとそんなに食べる訳じゃなかったけど ベラが喜ぶから、買ってきていた。 栗はもともと好きなものだったけど ベラが居ないのに食べることの方がつらいと感じた。 布団を干すのも 干し立ての布団がベラは大好きだったから とりいれた布団の上ではしゃいでいるベラを思い出すから 私も干したての布団は好きだけど 干す気になれない。 いつまでも引きずっている方が ベラも悲しむかなと思うけれど。 今日はしのの6歳の誕生日だったので 妹がカンサのホールのショートケーキを買ってきていた。 誰もセキセイインコの誕生日だとは思わなかっただろうけど。 カンサのケーキもベラが大好きだったから ベラが居ないのに食べるのはつらい。 しのは病気がちで つい3週間前も いよいよもうダメかと思ったのに よく6歳を迎えられたな。 きっとベラが守ってくれているのだろう。 だから、最近、私にべったり甘えてくれるんだろう。 生き物と一緒には暮らしたい。 でも 必ずある別れがつらい。 -
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