珍しい時間 2003年06月24日(火)
 今日から二女は、修学旅行。一人かけるだけですごく寂しい。長女はお仕事。雨で仕事が中止になり、珍しく旦那さんと二人。もひとり^^ワンちゃん♪少しでも私達が近寄ろうものなら「ワン!」雨でも室内の仕事があれば、ほとんど休まないから、ほんと珍しい。

 二女、飛行機は初めてなので、きっとドキドキかな。^^私の方がドキドキだったりして^^;心配。天気がよければいいね〜ぇ♪

 珍しいなぁ・・・二人なんて・・・プラスワンだけど^^♪結局、食べては寝ての繰り返し、二人でトドになってた。^^;

 結婚してもうすぐ20年・・・。一言で20年って言うけどすごいなぁ・・・20年・・・いろんな事あり過ぎて・・・語り尽くす事は出来ないけど、いつか旦那さんを許せる時が来たら結婚指輪する・・・でも許せなかったら・・・私達終わりだねって。

 16日の夜、そうだ・・・明日指輪しよう・・・そう思い眠った。17日の朝方、癌で亡くなった義父とずっと話がしたい、夢でいいから会いたいと思っていた義父が夢に出てきたの。今年で七回忌。

 ニコニコ笑う義父の後ろに、やさしく微笑む入院している義母、義父が私に語りかけてきてくれた。「○(旦那さんの名前)と結婚して後悔してないだろう?」って。

 私はうなずきながら、その場に泣き崩れてしまった。そこで夢は終わったけど・・・不思議ね・・・私が指輪をしようと思った次の日の朝の夢。

 今でも思い出すと涙が止まらない。今までの苦労があって・・・今の小さな幸せを感じれる。

 本当に平凡で貧乏どん底だけど・・・
私がずっとずっとずっ〜と求めてきたもの・・・何も贅沢はいらない・・・安心で平凡な生活・・・

 苦しかったよ・・・本当に・・・長女を負ぶって、15階から飛び降りて死のうと何百回思ったかな・・・何千回かな・・・。

 毎晩・・・夜が怖くて怖くて死にそうに怖くて・・・時間の経つのが遅くて遅くて・・・生き地獄だった・・・

 夜がくるのが怖くて・・・誰も助けてくれなくて、その頃、ドメスティックバイオレンスなんてなかった。今日こそは今日こそは、この子と死のうって・・・。それしか頭になかった・・・。酒乱・・・。

 その長女も、来年は成人式。旦那さんも変わった〜ぁ。別人。台所で長女と晩御飯の支度してくれてる。

 今、私は、こんなだけど・・・焦る気持ちをなくせば本当に小さなしあわせだけど、私の望んでいた家庭になってきてる。

 辛くて辛くて苦しくて苦しくて・・・長かったぁ・・・。夢の中の義父に心から後悔してないよって言えて良かったぁ。義父もきっと安心してくれてるように思えた。お義父さん^^。

 いつも何も言わず、思い切りの笑顔で微笑んでくれてた。私の成人式には、着物を反物から選んで作ってくれた。私の大好きな色合いだった。大切な大切な義父の形見。

 お義父さん、指輪ちゃんとしたよ^^。後ろで優しく微笑んでた義母の笑顔も忘れられない。私の気持ち・・・きっと伝わったんだよね。

 早く・・・義母にも合えるような自分になりたい。珍しい二人の時間は、何の変哲もない時間は、そんな人生の生き様を後悔のないものに感じさせてくれたのかも。

 人生は・・・目先じゃないんだね・・・これからもっと幸せになろう・・・幸せな気持ちで生きていこう。ちょっとでいいんだぁ・・・少しでいいんだぁ・・・ご飯にふりかけでもいいんだよ^^。心が温かかったら。