いつまで経っても気まずいのか起きてこない・・・。結局夜になってやっと起きてきた・・・。家族そろって話し合いが始まった・・・。
昨夜の事は何もほとんど覚えてない・・・。妹夫婦に何を言われたのかと聞けば、家のことだけど、大した事じゃない。そんなに遊びたかったら一人になればいいよと言ってやった。
もう離婚しようと言う私たちの問いかけに暫く何も言わなかったが、相も変わらずもう一度チャンスをくれと・・・。そんな事だけで私たちが納得できるわけもなく・・・。
娘たちは「しらふの時のパパが嫌いなわけじゃないけど・・・でも私たちに気を使っていつかまたストレスがたまって同じこと繰り返すよ・・・もう信じる事は出来ないし、またそうなるんじゃないかって思って暮らしていくのはもう嫌だ」と言った。
それに対して・・・暫く何の返事もない・・・。結局私が、離婚と言う形で話を進めていくけどいいよねという問いかけに「うん」と・・・「みんながそう思うんだったら・・・」・・・あっけなかった・・・みんなを納得させる事は出来ないのか・・・。きっともう絶対しないと言い切る自信がなかったのだと思う。情けなかった・・・頭が真っ白になった・・・。
これからきっと生活は苦しくなると思うけど・・・娘たちが「協力して3人でやっていった方がしあわせだよ」・・・と。絶対もう会えないわけじゃないし・・・。
久しぶりに家族4人揃って・・・質素な晩御飯を食べた。こうしてここで晩御飯を食べるのも・・・あと何回だろう・・・。
何もなかったように食べ終わり・・・ 何もなかったようにお休みと言って・・・部屋を出た。
何も贅沢なんて望んでない・・・ こうして質素でも家族揃って夕食を食べられる事が平凡で幸せなのに。
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