* * 今日の空色 * *
               by * yuk!na



モクジ * カコ * ミライ


2002年10月22日(火) 『去ったしまった過ち� 戞 曽�学校低学年編・米国→日本〜

拘ってるだけかもしれない。昔の記憶に。。。

だけど、気分が沈んでいくのも、

歪んだ見方をするのも、「事実」だ。

そして、拘ってるなら、拘ってるからこそ、

アタシはココに書き記そうと思う。。。

途中放棄になってしまう可能性もあるけれど。


☆ ★ ☆ ★ ☆


アタシは2歳くらいの頃からアメリカにいた。
約5年間もの(子供にとったら凄い長い!)歳月をすごした。
幼稚園と小学校は現地の学校に通っていた。
土曜日は補習校。
日本の教職を持った先生が
国語と算数を教える機関があって、そこで勉強した。

小学校1年〜2年までの記憶は楽しい記憶が大部分で
砂遊びをしたら、何かを発見しただとか、
歌を歌ったら、小さい声だって言われて、「頑張れ」って励まされたりだとか。
蛍を見たり、スカンクやリスも見た。
それから、アイス屋さんでよく味見させてもらったっけ。

とにかく、みんながアタシという、アイデンティティを認めてくれた。
「ゆきな」を決め付けないで、たとえ変なことをしていたとしても、笑っていてくれた。
変でも、劣っていても、アタシを変な目で見なかった。
アタシはその中でとても居心地のよさを感じていた。
泣いていても、みんながアタシに「どうしたの?」と声をかけてくれたりしたなぁ。
凄く甘えてた。

ちなみに補習校の記憶はほとんどありません。。。
バスに乗ったくらいしか。。。

そうそう。
手をあげて発表したら、先生の求める答えじゃなくても、
補習校の先生は「そういう考えもありますね」って言ってくれたっけ。
発表は、緊張して、すっごいドキドキした。


☆ ★ ☆ ★ ☆


2年生の初夏になると、アタシは日本に帰った。


初めての給食。 不味くて食べられなかった。吐いてしまったほど。

初めての名札。 友達になった子に「名札って何?」って聞いたら
        変な顔をされて、「知らないの?」って言われた。

初めての外国を知らない日本人。
        執拗に「アメリカ語、喋って?」って言われた。
        みんなが当たり前に出来ることをアタシは出来なかった。
        
初めて「変な目」で見られた。
        そして初めてそれを気にした。

初めての日本の学校の風習。
        ランドセルは4月にしか売ってなくて、貰いものの汚いヤツ。重くてキライ。
        みんなが同じ絵の具やら、いろんなものを持ってる。アタシはない。
        どうしてみんな「同じ」なんだろう。

初めての日本の子供。
        男の子と女の子は別々に遊ぶんだ。。。


その他。イロイロ。書き切れないほど。


だけど、先生はとてもいい先生で、優しくて、よく世話を焼いてくれた。
最初は、特別扱いしてくれた。
みんなにも、日本に慣れてないからと言って。
でも、こうも言った。
「夏休みがあけて、二学期になったら、みんなと同じように接しますからね」と。
優しさ、公平さ、厳しさ。
クラス全員のコトを考えてくれる先生だったと思う。

クラスも、いいクラスで、いじめなんかに合わなかった。
みんな、この子は、イロイロ分かってないんだなと思ってくれていて、
めんどうを見てくれたし、アタシも周りを見ながら教わっていった。

大変だったけど、嫌なことは、あんまり無かった。
先生の配慮のおかげだと思う。
音楽の好きな、少し大柄な優しい先生。

先生になついてたと思う。


☆ ★ ☆ ★ ☆


こうしてアタシは、だんだんと日本に慣れていく。
・・・けれど、アタシは、やっぱりアメリカの影響を強く受けた日本人で、
未だに、全部日本人だと、言い切れない。



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