2004年06月01日(火) |
「こころはね お金じゃ買えない たからもの」 |
「こころはね お金じゃ買えない たからもの」
これは、碧るーふぁの近くの小学校の通学路に掲げてある標語です。 うんうん。心はお金じゃ買えないのね。なるほど。 とってもいい標語です。
…ん?ちょっと待って。 標語とは、人生の標(しるべ)となる言葉ですよね。
例えば「赤信号 みんなで渡れば こわくない」 …これは違った(^-^;)
「赤信号 急いで渡ると あぶないよ」とか 「つけた火は ちゃんと消すまで あなたの火」とか 「気をつけよう 甘い言葉と 甘いワナ」とか 「うそつきはどろぼうの始まり」とか 「ダメ!絶対!!」とか、 ついついやってしまいがちなキケンを知らせるための言葉。
ですから、当たり前のことは書きません。 「赤信号 トマトのように 真っ赤だよ」とか 「放火は 犯罪だよ」とか 「人のお金は盗んじゃいけないよ」とか、 当たり前のことは標語にはしないものです。
『こころはね お金じゃ買えない たからもの』 …ついつい心をお金で買っちゃうんでしょうか?今時の小学生は。 そして、書かなきゃ伝わらないんでしょうか。人の心が宝物だってこと。
いえいえ、この標語が悪いって言ってるんじゃないんです。 とってもいい言葉だと思います。
でも、これを見るたび、複雑な気持ちにさせられるのです。 この標語を見ることで、何かの役に立つのでしょうか? もっと本当に理解できるように伝えなきゃいけない大切なことじゃないかなぁと。
さて、碧香はお客さまにお金をいただいています。 たしかに、整体やアロマなど、 人と接触すること自体が趣味みたいなものですが、 碧るーふぁはボランティアではありません。
リラクゼーション整体120分6000円。 「安いねぇ」とおっしゃる方が多いのですが、 半身中心の施術ですから、特別に安くはないですよね。 6000円というお金を出すこと、 それは碧香にとっては決して安くはありません。 お客様もそのお金を稼ぐために、 肩をバリバリにして、腰を痛めて働いていらっしゃるのですから、 決して安くはないと思います。
施術をお受けになった後に「これは安い」とおっしゃっていただけるのは とってもとってもうれしいです。 「この施術は料金以上の価値がある」と思ってくださったなら。
『よし!完了!!』 ずべてを出し切った施術の後、お客様にもご満足いただけた後の6000円。 それは、とってもとっても価値のあるものです。
伝えたいことは一緒なんですけどね。 そんなことを思いながら6月が始まりました。 また1ヵ月かんばるぞぉ!
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