一日後記

2004年09月07日(火) ジャージ通学。

何気なく聞いていたラジオで『学校での禁止ネタ』のようなものを
やっていて、ふと中学1年の頃を思い出した。

市内でも運動系の部活が盛んだったからか何なのか、
美術部までもがマラソンをやらされるような学校で
私が所属していた吹奏楽部も、入部して半年は
ずっとマラソン・腹筋・背筋のトレーニングをやらされていた。
(腹式呼吸のためだとか言ってた気がする。)

そんな『校内総体育会系』な学校にはヘンテコな規則というか
暗黙の掟というか、とにかくおかしな理屈があるわけで。


■1年は基本的にジャージにスポーツバッグで通学。

いつ頃からかは知らないが、私が入学した時は既にそんな感じで
まともに制服を着た記憶が1〜2度しかない。
とりわけ校則に明記されてはいないのに、破ると先輩から
袋叩きに遭うという噂があった。
ちなみにポニーテールも袋叩きに遭う原因だったような。

2年になると女子は上ジャージに下スカート、学生カバンもOK
3年になると制服も学生カバンもOK。(進学の問題もあったのだろう)

だから私が2年になった時、学区変更で隣の中学へ転校して
一番驚いたのは『何で皆、制服で通学してるんだ!』ということ。


■廊下の端から反対の端に先輩を見つけても、挨拶すること。

端的な例えではあるが、あながち間違ってもいない。
吹奏楽部ですら先輩の人数分の挨拶を繰り返していたほどだから
運動部はもっと大変だったと思う。
その辺の話は残念ながら忘れてしまったけれど、やはりこれも
無視しようものならこれまた袋叩きに遭うとか何とか。


しかし、思えばそんな噂がまことしやかに1年生の間で
流れていても実際誰かがそんな目に遭ったという記憶はない。
知らなかっただけか皆が真に受けて守っていただけかは
今となっては知る術もないし、別に知ろうとも思わないが。

まだ『校内暴力』という言葉が僅かに残っていた頃の話である。




 < 過去  INDEX  未来 >


Haruki [MAIL] [HOMEPAGE]