一日後記

2004年09月19日(日) 夕焼け。

夕方になってから、ジーンズにTシャツのまま
ロードを引っ張り出した。
バッグの中には煙草とzippoと携帯灰皿とMDに財布。

別に何を考えるでもなしに、いつもの土手に向かっていた。
ただ風が気持ち良さそうだと思っただけで
走ろうという気は毛頭なく、手にはグローブすらはめていない。


土手下の駐車場が騒がしい。
パトカーが1台、赤色灯を回しながら停まっているのが見えて
その後土手上で座っていた私の後ろを、覆面パトカーが2台
クラクションを鳴らして通り過ぎる。
川下の方で何かあったのだろうが、一瞥したきりまた
風に吹かれながら川面を眺めて過ごしていた。

時々、飛行機雲が空を切るように伸びていったり
川を走るボートが波を作っていく。
真ん中の辺りで魚が跳ねる。

そんな光景を見て、ふと自分の影が長くなっているのに気付いた。
左肩越しに後ろを振り返れば、雲間にオレンジ色の夕陽があり
そこで初めて1時間余りその場に居たことを知る。


2つミスった。
ライトを持ってこなかったことと、デジカメを持ってこなかったこと。


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