一日後記

2004年10月25日(月) 破砕。

先日不惑の年を迎えた相方が、腎結石の破砕手術を受けた。
手術ったって開腹するわけでもなく、超音波で体に傷つけることなしに
中の石だけ砕くもの。(1cm強育った彼の石は、もはや投薬だけでは不可)
それでも一応『同意書』ってものはあって、私もサインした。

14:30に診察室に入ってその後レントゲン、結石破砕室へ。
全て終わったのが17:30。(うち破砕室1時間半)

最初の診察には私も同行したが、後はずっと待合室で待っていた。
見かねた看護士さんが、術後の点滴で安静にしている
彼の傍へ行っても構わないというので行ってみると
全然痛みもなく、本当に楽だったのだそうだ。

枕元には直径4cmほどの円形容器。
その中には円錐形の伸縮可能なコップ(ただし底は細かい網)に
なっていて、尿を暫く濾し取らなければいけないらしい。
ちなみに術後の相方の尿は、見事に真っ赤っ赤。

手術自体は思いのほか痛みもなく終わったのに、
どうも相方の様子がおかしい。
話を聞くと、術前にやった浣腸がショックだったようで。
(超音波は空気を通れないので、腸の空気も抜く必要がある)

「だってさぁ、トイレの個室で看護婦さんが
 『パンツ下ろして壁に手ついて後ろ向いてくださーい』って言うからさ。
 そしたら(ガウンの)裾まくってズブ!だよ!
 さっき診察室にいた若い看護婦さん、
 しゃがんで俺のケツにチューブ突っ込んでんだよ!」

‥‥‥彼には悪いが、5分ほど笑いが止まらず。
さすがに座薬は『自分でできますから!』と断ったらしい。
『もしかして新世界への扉開いちゃったりしてー♪』とからかうと、
半分マジで噛み付かれた。

で、今回のお土産は以下の1枚。





腎臓(黒線)のエコー写真。
赤線で囲んだ中にある右上の白いのが結石。




 < 過去  INDEX  未来 >


Haruki [MAIL] [HOMEPAGE]