メンデルスゾーンの春 パピヨンから始まって
さくらさくら(日本歌曲) 春への憧れ(モーツアルト) すみれ(モーツアルト) 野ばら(シューベルト) 鱒(シューベルト) ガニュメート(シューベルト) 春の気配(シューベルト) 花(滝 廉太郎) 山田耕作の「のばら」なんていう曲も発見した。
むかつくぐらい春らしいと思われる曲ばっかひいた。テーマをもたせようとした。 歌曲はいい。伴奏だけでもてっとりばやくそれらしく感じることがどんどんできる。
どれもこれも春は素敵と歌っている。 春よ、女神よ。生命の満ち溢れる日々よ。冬の厳しい心を溶かす春よ。
何かがはじまる予感。 なんて素晴らしい。
でもそれって健康じゃないと感じられない。
ラフマニノフのタランテラを弾いた。 タランチュラにさされ、狂ったように踊ると毒が抜けるという話もきいた。
この曲が大好き。すっとする。 でも、あまりにものめりこむと感情が高ぶる。泣き出す。
客観的な面が崩れる。
あたしはほんとは気性が激しい。
らしい。
のめりこんだおかげか3連符をすごい速さで弾いていた。 テンポはめちゃくちゃだ。だいたい狂っているから。
立て直すために、メトロノームを合わせる。 168、プレストのはじめにあたるテンポで弾けている。
不思議だ。
そりゃ、ずっと弾いてないから音のつぶはそろってないけど、 気力で弾けちゃうこともある。
バッハ、モーツアルト、ショパン、シューベルトいろいろ弾いたけど (ぴったりくるものをみつけてるだけだからほとんど適当)
ベートーヴェンが一番落ち着いた。
しっかりした形式の中に、感情がある。
ベートーヴェンのソナタに感動した日。
こんな私を誰もしらない。 そうやって年に数回バランスをとっているから。
あなたには知られたくないけど
ちょっとだけ知られたい気もする。
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