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2007年07月25日(水) 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」

kaiさんに先を越されてしまったので慌てて観に行きましたよ…!(笑) まあ、あれだ、私もレイフ・ファインズ鑑賞目的で観てるクチなので、今日の感想はいつも以上に信用しないでください。ハリポタは原作一冊も読んでないし前作までのストーリーについてもかなり記憶が曖昧でございます。だって目的はレイフ(わかったから)

主演のダニエル君をはじめ、ハリーとその仲間たちがすっかり大人になっちゃって(笑)、見ていてちょっと違和感がありました。みんな成長期だから仕方ないけどねー。内容は前作に負けず劣らずシリアスモード。これ小さい子供が見て大丈夫なのか…。今回ハリーはレイフ(っていうかヴォルデモート卿)のせいで色々大変で立場も危うくなっちゃってほんと申し訳ないです。レイフだけでなく魔法省からも睨まれてしまうので踏んだり蹴ったり。そんな中でロンとハーマイオニーの友情がキラリと光るよ…!この二人は本当にいい子だ。
魔法省といえば学校に乗り込んできた女教師アンブリッジ先生がすごいインパクトでした。もう林家パー子もびっくりのピンクっぷり。頭の固いPTAを絵に描いたような風情で、よくぞあそこまで嫌味なキャラを具現化できたものです。とてもわかりやすい。
アンブリッジ先生に限らず、このシリーズって英国の名優達がしっかりと脇を固めているので豪華だなあと思います。マイケル・ガンボンにマギー・スミス、エマ・トンプソンなんて前作で最初に見た時は誰だかわからなかったよ(笑)。ヘレナ・ボナム=カーターも出番は少ないのにかなり強烈。あとはゲイリー・オールドマン、切ない…!怪演ではない温厚な彼ってちょっと珍しかったのに…(そういう問題か)

でーそんな脇を固める英国名優の一人レイフ・ファインズなんですけど!もう悪の親玉なのでやってることにはなんともフォローのしようがないです。ごめんハリー。役では極悪人だけど素顔はリスの保護活動をしているくらい善良な人なの赦してあげて…。そして大々的に宣伝されてた割に(前売り券もチラシもレイフ単独のがあったよね。すごいよね!)出演シーンは意外と短かくて、しかも前作に引き続きあのグロテスクな特殊メイクで素顔が隠されてしまっていて本当に残念です!別にわざと醜くしなくても!美しい悪役がいたっていいじゃない?! でもレイフ本人は結構乗り気でやってるのかもしれません(笑)。「レッド・ドラゴン」のときも「背中の入れ墨メイクに毎回6時間くらいかかって〜」みたいなことをニコニコ話してた気がするし。今回は何時間かかってるんだろうあの顔。ほんと怖いよう。最後の魔法使い系の服のときはまだいいけど、途中駅のホームにスーツ姿で一瞬出てきたときは服装と顔とのギャップに恐ろしさ倍増でありました(笑)。
そんなレイフの一番の見どころはやはりラストの対決シーンで(というかここしか出番がない)、ここはダンブルドア校長の見せ場でもあるんですが、熟練者同士の壮絶な魔法バトルなのでとても迫力ありました。レイフはすごいんだよ!すごい魔法を使うんだよ!建物がこう、パーンと!砕け散る!ひー!もはや神々しくすらあったね。いかにも大物の風格というか表情が実に不敵な感じだし、この時はゆったりした魔導士風の服を着てるんですが腕とか手指とかがものすごく綺麗で繊細で!あれは確かにこの世のモノではない!あとkaiさんもおっしゃってましたがアイスブルーの目ヂカラがほんとすごかった。ほんとあの美しさが魔法だと思いました(誰か私たちを止めてください)

そんなわけで私なりに楽しかったです。次回はもっとレイフの出番があるといいな…でもハリーをあんまり苛めちゃダメだよ!(葛藤)




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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
【HARRY POTTER AND THE ORDER OF THE PHOENIX】

2007年 イギリス・アメリカ / 日本公開 2007年
監督:デヴィッド・イェーツ
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、
レイフ・ファインズ
(劇場鑑賞)



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