絶対音感

うちの屋根って平らなんです。平らって言うか、外から見たら台形というところでしょうか。
で、1階部分より2階部分の方が床面積が少ないので2階からは屋根に出ることが出来ます。
ベランダとは別なので単なる屋根なのですが、平らなのでたまに夜出ては月を見たり車の音を聞いたりしています。
昔は昼間読書をしたり、昼寝をしたりもしてました。
お酒を飲んで出ることだけは私の場合禁止されています。酔っ払った状態で外の空気に触れているとフラフラっとどこかに歩いていく癖があり、屋根から落ちる可能性があるからです。酔って足元が覚束無い訳ではありません。とにかくフラッとどこかに行っちゃうんですね。
で、先日のある夜中も屋根にいたわけなんですが、遠くからなんだか聞いたことのある車の音が聞こえたんです。
それを聞きながら、“もうすぐ3速”とフと思いました。
それから5秒位してシフトダウンする音。
“そして次2速”と思ってすぐに再度シフトダウンする音。
“!?”
自意識過剰もここまで来るとメデタイ(いや、むしろ愛でたいを使いたい)と思うのですが、何故か私はその時思ったわけです。
“うちに来た”と。
その直後うちの前でエンジン音が聞こえる、つまり停車したわけですね。

恐るおそる屋根から下の道路を覗いて見るとその車、発進してしまいました。
一体なんなんですか・・・。

ドッキリですか・・・。

それとも恐怖新聞かなんかですか・・。

そんなことを5分位考えながら、だんだんどうでも良くなってきたので部屋に入って寝ちゃいました。

次の日、恐怖新聞がポストに入っていなかったのは言うまでもありません。


あぁ、書きたかったことはこんなことじゃないのに・・・。
じゃあ、何を書きたかったのかと言われると大した内容じゃないので秘密ですけどね。

失意のままに終ります。
2004年07月12日(月)

みわの日記 / みわ

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