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2005年01月09日(日)


■「カンフーハッスル」
観てきました。わーい。わたしは少林サッカーより食神の方が好きで、なぜならばチャウ・シンチーの性格がより悪いから(笑)なんですが、今回も悪そうだなあとと密かに楽しみにしてました。はは。

なんといっても、映像・美術がプロの仕事になっていて(笑)びっくりしました。今までの安っぽい作りとは全く違っていて、ストーリー的にもきちんとした作品になってました。チャウ・シンチーの出番はわりと少なくて、アパートの住人ともろもろの武道の達人たちがよく描かれていて感心しました。半ケツの男の子がイカしてた(笑)。ワイヤーとかCGとかもすごく上手くて、動きが素敵でした。あと、いろんな映画のパロディにもなっていて楽しめました。これから観に行かれる方にひとつ注意したいのは、少林サッカーとは路線の違う映画になっていて、わりと本格的なカンフーアクション映画なので、このジャンルを少林サッカーしか見たことがないと、少し物足りないかも。個人的にはカンフーハッスルの方が好きです。

■「なんでもこいッ展だィ!国芳・暁斎」 東京ステーションギャラリー
この東京ステーションギャラリーというのは東京駅の旧駅舎を利用した建物で、雰囲気があっていいです。だいたい空いていて、でもまとまりのよい企画をやる小さいけれどいいところです。

暁斎の絵はなかなか見る機会がないのですごく嬉しい。やー面白かったです。入ってすぐに幕に描かれたお化けの絵があって、それがものすごくでかくてとにかく圧巻でした。他にも面白い絵が多数あって大満足。やっぱり日本画は好き。とくに江戸末期の版画絵などは構図がダイナミックで、今見ても斬新だと思う。

■ふぐ
父の還暦祝いでふぐ料理(初)を食べてきました。ふぐっておいしいのですね。ひれ酒というのだったか、匂いをかぐと鼻の奥とか目にしみたりするんですけど(笑)美味でした。おそらく今まで生きてきた中でいちばん高い食事だったと思われるのですが、でも父の方はしょっちゅう通っているらしく、少し微妙な気分に。はは。終戦年の生まれで、すなわち高度成長期をまるまる生きた世代だからなあ。それにしても60年生きるってどんな感じだろう…。