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更新履歴 キキ
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2005年02月18日(金)
■ハウルの動く城 ふと思いついて観てきました。最後の回ということもあって、さすがにガラガラでした。冒頭のキムタクの声がよくってびっくりしました。おー! おトイレを我慢して(笑)冷や汗をかいていたせいもあるのですが、なんかよく話がわからなかったです(爆)。サリバン先生は何をしたかったのか。 それなりには面白かったのですが、千と千尋と似ているところが多すぎてちょっと気をそがれました。本気だーせー。世界観が甘いでし。千と千尋はアイデンティティの問題をわりと上手く描いていたような気がして、宮崎氏が内面の問題をテーマにするのが今思えばめずらしかったような気も。しかし男女の愛はちょっとむつかしかったかなー(笑)。カカシはなー。伊坂幸太郎という小説家の作品で「オーデュボンの祈り」というのに出てくるカカシを思い出してしまって、あちらのほうがずっと魅力的でやっぱりそのあたりも少しがっかりしたのでした。「自転車を漕ぎましょう」というひとことで心わしづかみでしたから(笑) ■殺人の追憶 韓国映画。これに出ている俳優さんをちらしで観てかっこいいよねと言っていたのですが、実際かっこよかったです。韓国で実際に起きた未解決の連続殺人事件を題材にしているので、当然ラストも犯人が特定されないわけですが、フラストレーションが溜まるわけでもなく、ああと妙に納得させられるラストで、満足の出来でした。最後のシーンがこの事件そのものをうまく捉えていて、改めて戦慄するとともに、なんだか青春時代を振り返るような(?)ある種の懐かしさもあって、犯人を提示しないのに最後までよくまとめきったと思います。それにしても韓国人て飛び蹴りが好きですねえ。 ![]() |