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2005年04月30日(土)


■お疲れサマー。
今日は最後の仕事でした。これでとりあえずまた一区切り。なんというか曲がったものと(笑)不快なものに対してこらえ性がなくて、世の人々はなんでそんなに気が長いの〜と思います。あはは。今日は自分へのご褒美(?)として、チョコレートを買ってきました。デカダンス。前にギフトで買ったことがあって、美味しそうだったのでいつかわたしも食べるぞ!とずっと思っていたのでした。贅沢だなあ。ふふふ。でも仕事のご褒美とかいって、部屋の片づけが終わるまでお預けにしておこうと思います。今回の片づけでは服と紙類(本は除く)を半分ぐらい処分しようかと。靴はすでに昨日半分捨てました。本は前回の大掃除のときにやっぱり半分ぐらい売りに出しました。別のところにもちょっと書いたのですが、最近はほんとに雑念だらけで、とりあえず不要なものをぜんぶ捨ててみようかと思ってます。

■エターナル・サンシャイン
とうとう観ました! 初日に前売り券を買ったものの、職場近くの映画館では18時からというありえない時間からで、ロードショーが終わって時間帯がちょっとずれたのでようやく観れました。

「マルコヴィッチの穴」の脚本家ということで、そういう方向の期待をしていったのですが、この作品は監督がエライと思う。この脚本家やジム・キャリーのアクの部分をきちんと出しつつも、ロマンティックな物語として美しく仕上げていて、それがものすごくギリギリの絶妙なバランスで、素晴らしい出来ばえでした。よくよく考えてみると、出てくる人も展開も結構可笑しいのだけど、でも後味にはとても美しくて切ない感じが残りました。ジム・キャリーが泣きそうになりながら相手に気持ちを伝えようと、一生懸命喋っているのがとてもよかったです。

特定の人との記憶だけを消すことができるという会社があって、恋人が自分の記憶を消したことに腹を立てた主人公が、俺も消してやるぜ!と意気込んでその会社に乗り込むのですが、いざ記憶が消え始めると、彼女をとても愛していたことに気づいて、彼は記憶の中の彼女と、思い出が消されない場所へと逃避行をはじめるのでした。

ジム・キャリーもケイト・ウィンスレットも、もともと好きな方で、脇役にキルスティン・ダンスト、イライジャ・ウッドが控えていて、すでにキャスト萌え。イライジャ・ウッドはフロドもいいんだけど、フロド以外の役はやっぱりちょっとヘンな役のほうが似合うと思う。このキャストで撮ったことも含め、とにかく今回は監督が素晴らしかったと思います。