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2005年11月13日(日)


■『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』 直筆ノート「レスター手稿」
行って来ました。六本木ヒルズ。この会場、森アーツセンターギャラリーというところはたいへん狭いですね。狭い上にひとが溜まりやすい構成になっていて微妙でした。なんかもう見るどころではなかったです。今回はレスター手稿(水の流れなどについての研究がまとめられているみたいです)に書かれていることを再現して実際にいじったりして楽しめる、という趣向だったのですけど、こういうのはもっと広い場所でやらないと。。ダ・ヴィンチの直筆…もっと堪能したかったんですけど、保護のため暗くてあまり見えなかったし、むー。でもコピーの方には鏡が置いてあって、文字が読めたのはよかった。

■杉本博司「時間の終わり」
写真なんてぜったいわからないし…とか思ってたのですけど、これはかなり面白かったです。会社帰りにでもまた行こうかな。このひとはフォトグラファーではなくてアーティストなんですね、たぶん。無理に分ける必要もないかもしれませんが。。このひとの考える時間という概念が非常にわかりやすく写真に顕されていて、同じ日本人だからかしらん、とも思いつつ、彼が日本人であることを非常に意識しているのがまたよかったと思います。

海の風景はこれはもうロマン!としかいいようがない。能舞台を作って、能をやって(萬斎さんが出てた)、これはうまくいえないくせに視覚で見ると非常にわかりやすいのです。あと、どこかの神社のデザインもよかった。地面に地下空洞を作って、光の階段で繋ぐ、それから地下空洞からは海が見えるのですね。こういうのってああいかにも、って思うんだけど、でも京都に京都駅みたいな建物を立てるのじゃなくって、こういうことをやらなきゃだめなんだと思いました。

六本木ヒルズに関して言えば、わたしは嫌な感じは受けないんだけど、ただやたら行き止まりが多かったり、変なでっぱりがたくさんあったり、ハリポタの寮みたいだなと思いました。ある意味都市伝説となり得る建物ですよねー。興味深いです。でも今回はちゃんと帰れた(笑)

■髪を切った!
シルブプレ美容室に行って来ました。今回の担当者は男のひとで一瞬やだなーと思ったんですけど、歌人の鈴木有機さんを黒く(…髪をね)したようなひとでちょっとくつろいでしまいました(笑)。眉間に皺寄せて、一心不乱に切ってました。で「(わたしの髪が)多くて、夢中になってしまいました!」といってた。ありがとう(涙)