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2006年08月03日(木)


■ウォーク・ザ・ライン〜君に続く道
ホアキン・フェニックスが結構好きなので楽しみにしていました。ちょっとおやじっぽくなってきたなー(笑)。生真面目過ぎて、ショービジネスに世界で足を踏み外していく男を好演しています。でも今回は相手役のリーズ・ウィザースプーンが素晴らしかった。あんなにダメダメな野郎ばかりに囲まれてのツアーで、朗らかに自分らしく生きているのが素敵でした。

予告の文句などから、コメディタッチなのかと思っていたら、とても真面目な作品でした。すごく丁寧に作ってあった。ジョニー・キャッシュとかエルヴィス(ちょっとライバルっぽく出てた)の時代の音楽が好きだったりすると、また楽しさが増すと思います。

ウィザースプーン演じるジューンの献身ぷりが素敵。尽くすわけじゃないし、しょっちゅう見捨てていくのだけど、ここぞというときに現れる(笑)。彼女の家族が、ジョニーのために猟銃で麻薬の売人を追い返しているシーンが妙にほのぼのしていて笑ってしまいました。
http://www.foxjapan.com/movies/walktheline/

■あとふたつ。
「エイリアンVSヴァネッサ・パラディ」ミクシの方に感想を書いたので割愛。パラディ…そういえば宇宙人ぽい。

「攻殻機動隊」これ見ました。↓総集編でした。
 新たな発見としては、クライマックスに入る直前に、「誰が一番スタンドプレーをうまく演じられるか?」みたいな台詞があって、結局ぜんぶやつらが持っていったんだなーぷぷ。

■ローズ・イン・タイドランド
テリー・ギリアム最新作。単館上映なので、あれ?と思っていたら、なるほど内容的にこれは全国展開は無理だわ…(苦笑)。少女ローズの視点では、世界はファンタジー(妄想?)的に見えているのだけど、今回の取り方だとローズの世界というより、ファンタジーの世界の中の一部としてのローズ、として見えてしまって、ギリギリのライン。映画はとてもよくできていて、役者もみんなよかったのだけど、ローズが幼女なだけに、ほんとギリギリ(笑)。原作を知らなかったので、どこまで行ってしまうのかとドキドキでした(笑)。

個人的にはジェフ・ブリッジス最高!