読んでいる間中、涙腺のコントロールが出来ませんでした。(外で読まなくてよかったです…)本当の友だちって?思春期の頃に思い悩む友だちとの関係。それぞれ話のスポットが当たった子どもたちの友だちのありようを、まるで大きな手で包むようにして語っていく。きっと読み手側も、同じようにあがいたり、模索したり、葛藤したりしている(またはしていた)からこそ、心のひだに響いてくるんだと思う。