環礁に囲まれたヤシの実を割ったみたいな島に暮らす少年ティオと、彼のお父さんが経営するホテルに来るお客さんや島の人たちとのお話を綴った短編集。ちょっと不思議なお話も本当にありそうな気がします。環礁を渡ってくる潮風とゆるりとした時間を思い出させてくれました。