「アイツ、どうしてるかな〜」
気がかりな相手がいる日常は 実はとても幸せなものだ
アイツがくれる手紙は いつでも優しく厳しい
僕は何度も読み返す
つながり合う言葉の中に 二人のつながりを確かめている
いや
僕だけが求めているのかもしれないな
アイツは一人で立っていようとするからこそ 周りの多くの人が支えようとする
僕は ハナから人をあてにして立っている・・・
アイツという鏡に写る僕に 生身の自分はいつも問う
「いったい何が足りない!?」
ヘタクソなアイツの字が 僕の無駄骨な器用貧乏を たしなめている様に見える
それでもアイツの手紙に 確かに救われている僕がいる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アイツ:参田夜士郎/大阪在住一人歌唄い
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