ちょっと後ろ向きというか、自己整理というか、そんなカンジの話。
苦手な方はバックプリーズ。

私の積載量は大して多くない。
それが家関連なら尚更。
何処かで抜かないと、溜まってどうしょうもなくなるから、
だから、ごめんなさい。



大学を四年で卒業しなきゃいけなくなった、という話。

心の何処かでは「留年してもいいかな」とか思ってたんだと思う。
留年したならあの人達が私に抱いてる幻想もやっと壊れるだろう、って。
でもそんなこと、自分が許せなくなるのは目に見えてるのだけども。

妹はあそこにいたらそのうち潰れてしまうと思った。

六年私に向いてた物が妹に向いて
あの家の歯車は徐々に徐々に壊れてきていて

だから「オカシイ」んだって、何度も何度も言ったのに。

妹はあそこにいたらそのうち潰れてしまうと思った。
妹はあそこにいたらそのうち壊れてしまうと思った。
実家から地元の大学に通うだなんてコトになったら、
確実にそのうちに潰れて壊れてしまうと思った。

「一緒に住もうか」
そう言ったのは、妹だけが「特別」だからかもしれない。
妹だけは、大丈夫。
一年だけ一人暮らししてもらって
私が就職先を千葉から通える場所にして
千葉に住もうか、なんて、未来の話を昨日した。
母親には「長電話やめなさい!」だなんて怒られたけど。

しんどい、ってワケじゃない。
自分で決めたことだし、妹なら多分大丈夫。
ただもやもやが消えないだけ。














あのまま甘やかしたら駄目だって馬鹿だった私は喚き散らした。
結局それは一度たりとも聞き入れられることはなくて
それなりに遺恨だったり人格形成に関わってたりするんだろうけど
やっぱり思ってた通りになった。

散々甘やかした我が子に手を噛まれて
今更のように慌てる両親の近況を聞いて

「ざまぁみろ」

なんて、思った。
でろでろに甘やかしてその結果がそれかよ、と。
今更のように言葉で暴力で従わせようとしても遅いんだ、と。
良い気味だ、と。
そんなことを、思った。


だからあの時「オカシイ」って、何度も何度も言ったのに。
2007年07月30日(月)

AGO。 / 走馬真人

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