灰色の海に揺蕩う
そんな感覚。

浮いては沈みを繰り返して
何度も同じところを回る。

このまま深淵に堕ちていけばいいと思いながら
瑞光に手を伸ばす。

いっそ引きずり込んでくれたなら
そのまま溺れ死ねるのに。
2007年08月27日(月)

AGO。 / 走馬真人

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