気を抜けば何か別の物が出てきそうで嫌だな、とか呟いてみたり。
其は多分普段は眠っていて
何かのきっかけで起きだしてきて
周りを容赦なく傷付けるモノで。
嫌だな
そんなの
いつからいたんだろう
なんでいるんだろう
消えてしまえばいいのに
誰かが笑っている
唇を歪めている
切っ先が刃になる
頼むから出てこないで。
そんな言葉も届かない。
嫌だな
嫌だな
アレが出てくるくらいなら
深淵に沈んだ方が幾分マシなのに。
2008年01月30日(水)
AGO。
/ 走馬真人
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