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へいきだよ へいきだよ
真っ暗なのは掌かもしれない 本当は暗くなんて無くて 自分の手で覆ってるだけかもしれない だからきっと 掌を外したら 空が 見える
でも 本当に真っ暗かもしれない その可能性は 捨てきれない もし、本当に真っ暗で もし、本当に何も無かったら?
どちらか分からなくて どちらも選べなくて ただ蹲る 時折溶けてしまえばいいと願いながら
卑怯、なんだ 割り切ることも変えることもできないなんて 段々 段々 経た年月の分だけ 厭うたものに近付いてく そしていつか、それにさえ、気付かなくなる
何が痛いのか どうして痛いのか 何が悲しいのか どうして哀しいのか 言葉に、しなきゃ でも言葉が見つからないんだ
ひどい ひどい いつもの発作 どうせ どうせ 明日には 何事もなかったように 振舞える だから、きっと、大したことじゃない 大したことじゃないから きっと、へいき。
(これはぜんぶ、そらごとだ)
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2008年04月24日(木)
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