気ままな日記
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異動して1週間が過ぎ去った。 お茶くみや給湯室のお当番があることや、隣の課の女性が始業時間をとっくに過ぎているのに、そっくりかえって新聞を読んでいるとか、12時半頃になると、地下の食堂で食事を済ませた上司が、爪楊枝でお口をシーハーさせながら階段をのぼってくるとか、お昼休みの終わり頃になると、ハミガキ集団で洗面所が満員御礼になるとか、ヒマをもてあました副所長がブラブラ所内を散歩していたりとか、そういうもろもろのことを含めて、いわゆる「古典的な区役所」のような雰囲気の職場である。(実際は区役所ではないんだけど) わたしはというと、管理課勤務が初めてということもあって、全くの白紙状態。 しかも隣の人は新しく引き継いだ自分の仕事で手一杯な様子。 昨年から同じ課の女性がひとり、休職中らしいので、(今度は産休じゃないけど、え?また?と正直そう思ってしまった)、その分しわよせもきている。 「悪いけどマニュアルに書いてあるから自分で読みながら覚えてね」と、太〜い会計システムのマニュアルを渡された。 なので、あっちの書類、こっちの書類、マニュアルをひっくり返し、パソコンをああでもないこうでもないといじくりまわし、電話であれこれ問い合わせ、1日かけて、やっとほんの少し仕事がすすむというありさま。 「あれ?これはどうするんだっけ?」 「あら、これはどこにしまってあったけ?」 「この湯呑みは誰の?」 「ヒャー、客が来た!」 「郵便物の仕分けしなくっちゃ。」 「何がわからないかがわからない〜」・・・と、この落ち着いた雰囲気の職場の中で、わたしひとりが静かにあせっている。 さっさとやらないと、そのうちとんでもなく仕事がたまってしまうのではないかと思うと、気が気ではないのだ。 まあ、まだ始まったばかり。3日前より2日前、昨日よりあさってと、本当に遅々とではあるができるようになった仕事が増えていることを良しとしよう。 そのうちきっと、点と点に思えた作業が、頭の中で系統化されて線となる日がくるだろうから。
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