気ままな日記
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| 2003年09月27日(土) |
ファインダー越しの風景 |
中2の息子の通う中学校の体育祭があった。 小学校の運動会では、お父さんもおじいちゃんもおばあちゃんも、家族総出で朝も早よから場所取り、ゴールの位置ではビデオ構えたお父さんお母さんが、白線の規制もなんのその、だんごになって我が子の晴れ姿を写し取ろうと必死になっていた。 でも、中学校ともなると、観に来るのは大抵お母さん。あとはおじいさん、おばあさんがちらほら。子供は子供たちだけで盛り上がっているので、お母さん同士の社交の場になっている。 わたしは、この、子供を通じたお母さん同士の関係ってもんに、とんと無縁なもんだから、自分の中学校の頃に思いを馳せたりなんかしながらボ〜ッと観戦。 障害物競走では、網をくぐる姿を写真に撮ろうと構えたはいいけど、撮り終ったらすっかり子供は先を走っていた。 ゴールの瞬間もそうだけど、ここぞという場面をずっと残しておきたいと、わたしはすぐにカメラを構えてきた。 そういう大事な場面、いつもカメラのファインダー越しに見ていた。 1枚の写真という形に残すことで頭が一杯で、この目で、生の姿をちゃんと見て実感して味わってこなかったような気がする。 だから、あとで振り返ってみてもゴールの瞬間どうだったかしら、子供の表情はどうだったかしらと思い出そうとしても思い出せないのかもしれない。
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