気ままな日記
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巷はクリスマスイブ。サンタに化けたのも今は昔。 お店で売られているお菓子のはいった長靴も、年々巨大化しているような気がする。長靴の奥底は、あんまり好きではなかったマシュマロやラムネがはいっているとわかっていても、チョコレートに見せかけたキャンデーだったとしても、なんだかいいものが一杯詰まっているような感じは、捨て難い。だから何十年も売られ続けているのだろう。
話は全く変わって―。 「怒ってる?」と、それほど親しくもないのに尋ねることは、相手に失礼なのだそうだ。一見、相手の気持ちを推し量っているように聞こえるけど、そういうたぐいの質問をされた時に感じた妙な感じを思い出したら、なるほどそうかもしれない。 本当に怒っていたとしたら、不機嫌がすぐ顔に出るんですね、と言われたようなものだし、もし怒っていなかったとしたら、そんなに不機嫌に見えるのかなあ、と思うだろう。いずれにせよ、聞かれたほうは面白くない。 わたしは、率直に相手の機嫌を口に出して尋ねたりはしないけれど、気がつくと、心の中で勝手に、相手の感情や気持ちを推測していることが多い。 それは、相手の好意や寛大さみたいなものを全然信じていないことでもあり、やっぱり失礼なことだったのかもしれない。 他人の感情は他人の所有するものであり、こちらには責任はないっていうのはこういうことなのだろう。
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