気ままな日記
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2005年07月03日(日) 魔法使いサリー

 このアニメにちなんだアドレスを使っている同世代の友人がいる。なつかしのサリー。
再放送を含めて何度見たことやら。最終回のストーリーは、サリーが通う学校が火事になり、それを魔法で消したために、友達に魔法使いだったことがばれてしまうというものだった。最終回はかなりインパクトがあったらしくいまだに覚えている。

30年ほど前に、山口百恵と三浦友和主演で人気を博したTVドラマ、「赤い疑惑」のリメイク版がつい最近、別の俳優陣で放映されたそうである。
 当時わたしは12歳。この「赤いシリーズ」に相当のめりこんでいた。ドラマにまつわる雑誌を買ったり、ストーリーの続きを勝手に想像して書いたりして、赤いシリーズとともに生きていた。腕に赤い斑点を見つけると、「もしかして白血病かもしれない」と真剣に思い悩み、百恵扮する幸子をいじめる役柄の原知佐子さんを憎み、幸子の命日、つまり番組の最終回の日(4月16日)まで、鮮明に覚えているのだった。
 当時のイメージがあまりにも強いのと、ストーリー展開のまどろっこしさに、とても耐えられない気がしたので、今回のリメイク版は見ることができなかった。

 主人公か、その周辺の人が「不治の病」に侵されているという設定は、今も昔も人気の筋立てのようである。

 ところで、「鶴の恩返し」にしても「魔法使いサリー」にしても、そしてあの「ウルトラマン」でさえ、どういうわけか正体がばれると、人前から去って故郷にかえってしまうという話は昔から多い。
「そのままのわたし」「ありのままのわたし」では他人から受け入れられないというような、どこか自己否定的な考えが、子供の時から物語を通して刷り込まれているというのは考え過ぎだろうか??

 


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