気ままな日記
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2005年08月18日(木) 駅前つれづれ

お盆休みが終わったのでまた電車が混み始めた。

最寄の駅前商店街にある店は定着率がいまひとつ良くない。新しい店が開店したなあ、と思っているといつのまにかつぶれている。開店セールの時は、大々的に宣伝をして、大安売りをするものだから、店員さん自ら交通整理が必要なほど、店の前の道路は買出しに来た人々の車で混雑するのだが、その余韻も長くは続かない。
 そのうち建物の改装工事、または解体作業が始まり、はてさて一体ここは以前何の店だったかしらと思い出せなことも珍しくない。
そして最近、開店する店でやたらに多いのが美容院と歯科医院である。
人口密度の多い住宅地のこと、需要はまずまずあるだろう。たくさんあれば客が分散されて、予約もとりやすく、待ち時間も少なくていいだろう。それにたくさんあれば「自分に合う店」も見つけやすいだろう。
それでも数メートルおきに一軒また一軒と美容院と歯科医院ばかりというのもバランスがとれていないような気も。
そう言いつつも、せっかくだからと歯科医院を転々と変えてみたが、他のどの科よりも設備が豪華。ひとつひとつの椅子には薄型テレビがついている。ドラマをやっていたり、アニメをやっていたり、環境ビデオを映していたり、今さっき撮った歯のレントゲン写真が映し出されるようになっているところもある。
ボタンひとつで消毒スリッパが出てくるところ、子供のお遊び広場があるところ、熱帯魚が待合室のスペースを占めているところ、などと数え上げればキリがない。
そして受付譲や歯科衛生士さんのユニフォームもピンク色、明らかに顔の見栄えで採用してない?というような医院もある。
 そういえば明日は歯医者に行くんだった。今も昔も変わらないのは、一本の歯の治療にかかる期間の長さ。ちょっとつついては、「今日はここまでです」。せっかちなわたしとしては一遍に済ませて欲しいなあ、といつも思うのです。


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