気ままな日記
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2006年03月15日(水) 見晴らしのいい空間・女性専用車両

 京浜急行の女性専用車両に初めて乗る。品川行き快速特急。以前、市営地下鉄の女性専用車両に乗ったら、間違えて混入してしまったらしき男性が、なにやら言い訳めいたことを言いながらあたふたと次の駅で降りたのを見かけた。が、今回のように快速特急の場合は、次の駅に到着するまでの時間が長いので、一度乗り込んだら、針のむしろであろう。
 時間帯は、朝のラッシュ時だったので、男女混合車両と大して変わらない混み具合。
 周りが女性ばかり、という単純な理由ばかりではなく何かが違う―。と気がついたのが、見晴らし、見通し。混雑の真っ只中にいる割りには、窓から景色が見えるのである。つまり、身長150cmのわたしが男女混合車両に乗り合わせると、すっぽりとうずもれて、窓の景色どころか前の人の背中ぐらいしか見えないのであるが、男性よりも平均身長の低い女性の群れの中にいると、随分と見通しがよく、その分空気までが澄んで感じられたのである。
 このようなメリットがあったのか、とそれならばこれからは東京方面に行く時は、せっせとホームの端っこまで歩いて1両目の女性専用車両に乗ろう。
 
 普段自分の性別をいちいち意識する機会はあまりないのであるが、この車両に乗った時はしみじみと、わたしは女性なんだなあ〜、周りの人もわたしが乗っても不審がってないみたいだし、などというもの思いに駆られたのだった。


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