気ままな日記
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2006年03月26日(日) 何度見ても良い。

今週はWBC、ワールドベースクラシックに沸いた1週間でした。かく言うわたしも準決勝と決勝はテレビの前。審判の問題でもめていた頃までは、この大会が1ヶ月間の大舞台で、かつ野球史上、重要な意味を持つものであるとは知りませんでした。
 決勝で初回4点一気に入った時には、余裕の笑みを浮かべたものでしたが、3点差にまで追い上げられた時には、思わずテレビのスイッチを切ってしまいました。で、もしかして逃げ切ったかもしれないと、気を取り直して再び、テレビのスイッチをつけると、なんと1点差。こういう時にひとりでテレビを見ている者のつらさ、「げえ、どうして!!」とやつあたりする相手も無く、悶々だかイライラだかハラハラだかわからないすべての感情を押し込めて、ひたすらブラウン管の前で身を硬直させながら試合の行方を見続けましたとも。
 そのようなきわどい試合だったからこそ、三振をとって優勝を決めた瞬間は本当に感動的でした。
イチローの刃物で切り取ったような鋭いまなざしが、興奮にほころんでいるのを見て、なぜかホッとしました。
長い長い9回。不思議な心理で、応援するチームが何点とってもまだまだ足りないと思い、相手が1点でもとると、それがとてつもなく大きな1点に思えてしまうのでした。

 さて、来週でこの職場ともお別れ。27日午前27日午後、28日午前28日午後、29日午前29日午後、……とそれぞれ表と裏の積み重ねは、こじつけのようですが、野球の試合さながら。どのようなゲームセットを迎えることやら。


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