| 2002年05月14日(火) |
♪イッチロゥ〜(パッパ〜)ナンバフィフティワ〜ン!!(パッパ〜) |
人と話しててよく思うのが、 会話し慣れてる人と慣れてない人との差は 『好奇心の差』じゃないかなということ。
自分の好きなものしか話せない人(聞けない人) と言うのは、だいたい会話が成り立たず、 『Q & A』的なやりとりがくり返されて時間が流れていく。
僕が出会った、自分を『人見知り』という人は だいたいこのタイプで、 自分の分からない話題を 『自分にいらないもの』と捕らえて 相手の言葉を拾いにいかないことが多い。
僕も野球やサッカーは、あまり好きではないので 全く観ないし分からないのだけど、 そういう話を振られた時はだいたい 全く分からないことを前面にアピールして 相手の話を聞くことにしている。
そうすると相手は気持ちよく話せて 会話自体も盛り上がる。 (う〜む。大人な考え方(笑))
タクシーに乗るとよく 「今日巨人戦ですね〜」とか野球の話とかしてくるので いつも分からないことをアピールして それで切り抜けている(笑)
しかしこの『好奇心』というのには 大きな罠が潜んでいて、 時として自らに火の粉を降り注いでくる。
以前、夜遅くに僕がタクシーに乗った時にも それで失敗した。
タクシーに乗り込み目的地をつたえしばらくすると 助手席にバットの持つ部分だけ置いてあるの気付いた。
目的地までの道のりも長いし、ヒマつぶしのために 「それって....なんですか?」 と、ちょっとした好奇心で話しかけたところ、 ドライバーさんの目つきが変わるのがミラーごしに分かった。
ブービートラップ!?(汗)
どうやらドライバーさんの『話したい心』に 火をつけてしまったらしく その後、車に乗っていた約30分の間、 野球をやらない僕に延々バットの持ち方をレクチャーしてくれた(笑)
しまいにはバットを握らされての実践レッスンまで始まり 目的地に着いてお金を払った後も マンツーマンでイチローのグリップなるものを教えれ
「これでにいちゃんもヒット製造マシーンだよ! わっはっは」
という高笑いが車内に響いた(笑)
もしみなさんもグリップだけのバットを乗せたタクシーに出会ったなら 決してその話題にはふれないで下さい。。。
一足早い怖い話でした(笑)
今日のBGMは「カジヒデキ/15人の怒れる男たち」
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