☆ Petite ☆ by sara


2003年12月24日(水) クリスマスイヴ

大好きな人と二人きりで過ごすイヴなんて知らない。知らなくて憧れようもなくて悔しいという気持ちさえ生まれてこない。
あたしが知ってるイヴは家族のみんなでパーティー、みんなからもらうプレゼント、お母さんの美味しい料理とケーキ、そしてサンタクロースを待ちながらどきどきして眠る夜。クリスマスの朝には枕元に今度はサンタクロースからのプレゼントが置いてある。

いつの日か誰にも相手にされなくなったけど、あたしはまだサンタクロースがいるって信じてるんだ。本当だよ。どう考えてもあり得ないことだけど、中1を最後にあたしにはやってこなくなったけど、絶対にいるって信じてる。そして彼を信じている親がいる家にだけサンタクロースはやってきて、子供の枕元にプレゼントを置いていくんだ。

あたしは子供の枕元にプレゼントを置く親には絶対にならない。あたしからのプレゼントはパーティーの時に全て渡すんだ。もし子供にサンタクロースが来なかったらそれまで。きっとそれはあたしの心のどこかに疑いが生まれたか、それか結婚相手の方が信じていなかったってこと。
サンタクロースを信じている人と結婚したいな。その前に結婚なんてできるのかな。


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