自分の記憶の中、いちばん古い記憶っていつ頃のものだろう。 幼いときのアルバムなどを見ていると、断片的に記憶が戻ることもある。 でも写真の光景が動画になってよみがえるくらいのもだ。 時間にしたら、ほんの10秒ほど。 それでさえ、自分的には5歳頃が限界かも。 2人目の子どもを身ごもっているとき、旦那に捨てられて離婚。 その後、自分をずっと慕ってくれていた男性と結婚。 新しい旦那との間には子どもを作らず、幸福な家庭を築いている。 のは、あたしではなく。 親類なんだけども。 上の子どもが2歳の時に夫婦は別れている。 そしてその子どもは、今のお父さんを実のお父さんだと思っている。 と、周囲の人々は思っている。 要するにお母さんが再婚していることを知らないわけだ。 2歳の頃の記憶。 どこかに残っているのだろうか。 何か遠慮しているくらい、おとなしいその子。 無論写真などはないだろうが、心のどこかに実の父親の残像があるのだろうか。
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