平均的専業主婦生活

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再会歓喜
2005年10月19日(水)

サイト運営をしていて、心無い人たちに出会ってサイトをやめネットからもすっかり姿を消していた友達がメールをくれた。

もう、半年以上も時が流れていた。

懐かしい文章に、涙が溢れてきた。

現実の世界ではない文字だけの世界であるのにもかかわらず、彼女はひどく心を痛めそれは体の変調にも及んだという。

彼女のプロフは、韓国のドラマのように不幸であった。
どうやら、そこに付け込んだような人種が彼女を囲んでいたように思う。

どんな言葉でも受け止めてくれるだろう。
たとえ、それが嘘で塗り固められた不幸話であろうとも真剣に相談に乗ってくれるに違いない。

そんな輩が彼女に取り付いて、次々に自分の不幸さを語っていた。
そして、彼女を迷わせていた。
苦しめていた。

もう、彼女がサイトを持つことはないだろう。
苦渋に満ちて運営する必要なんてないのだから、それは当然のことだ。

いったん、ネット上から消えてしまうともう二度と再会出来ない事が多い。
でも、彼女が自分を少しでも心に留めておいてくれたことが何よりも嬉しかった。

きっと、その律儀さが彼女を苦しめるひとつの理由でもあるのだろうが。

少しずつ体調もよくなっているようだ。

どうか。
現実の世界は、彼女にとって居心地のいい場所であるようにと今は願うばかりだ。



たわいのない過去  あたりまえの未来

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