Deckard's Movie Diary
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| 2004年05月13日(木) |
世界の中心で、愛をさけぶ |
<ネタバレしています>
『世界の中心で愛を叫んだけもの』。もちろん原作はハーラン・エリスの短編集で暴力と絶望、不条理を描いたSFの名作で・・・あれ?違うなぁ・・・あ、そうか!原作はエヴァンゲリオンの最終話で・・・あ、コレも違うなぁ・・・“けもの”は無いのね?っつー、ワザと過ぎるほどワザとらしい書き出しですが、それでも書かずにはいられないK点越えのベストセラー『世界の中心で、愛をさけぶ』です。監督は“またかよ!”の行定勲(笑)。今回の演出は主人公・朔太郎が四国へ飛んで暫くは悪くなかったんですが、途中から例によってダラダラと垂れ流し(幾らなんでも2時間20分は長いだろ!)のように進んでしまいました。まぁ、今作に関しては脚本がダメダメですから・・・では以下にその点を上げて見ます。
�� 台風中継をしているTV画面に偶然に恋人が映り、それをまた偶然に見ていて気がつく。 �� ラジオ番組にふざけて書いた葉書の内容(文化祭でシンデレラ役の女生徒が白血病になって参加出来なくなる)が、そのまま起こる。投書以前に彼女が何らかの病にかかっている節はありましたが・・・。 �� 結婚しようとしている相手、同郷(それも片田舎)で、片親で、脚が不自由なのに、片親の理由や脚が不自由な理由を聞いている節がない(聞いていれば二人の糸はもっと早く繋がるはず)。 �� これは質問なんですが(誰にだよ)白血病を患っていながら、ホンの数時間前まで病院の庭を歩いていたような人間がいきなり死んでしまう・・・なんてコトがあるんですか?
という風にクドクドと書いてきましたが、まぁ、この際(なにがこの際なんだ?)上記のケチには目を瞑ります。が、小学生(おそらく3〜4年生)の時、土砂降りの雨の中で交通事故に遭い、その時着ていたカーディガンを14年経っても持っていて、さらに!そのカーディガンのポケットにカセットテープが入ったままになっている!しかも聴いてない。(同じ家にズーっと住んでいるのなら100歩譲りますが、四国から東京に引越してますしねぇ・・・)な〜んてのは、どう考えたってオカシイでしょ?オカシクないのかなぁ・・・?
それでも良かったところはあります。雑踏の中で柴崎コウが涙を流すシーンと長澤まさみのナレーションを含む演技は見応えありました。元々ダンサーの森山末來はこれからの人ですが、大沢たかおは例によって“別にぃ?”でした。
この作品を観て“奇跡の純愛小説”というキャッチの本当の意味が分かりました。これだけ都合の良い偶然が重なるってコトが奇跡なんですね(苦笑)。まぁ、小説の方はもう少しまともだとは思いますが。それにしても、昨年のメガヒット・ムービーにしてもこの作品にしても・・・大丈夫かなぁ・・・(何が?)だいたい、原題の『恋するソクラテス』だったら25万部売れなかったでしょうね。オイラが社長だったら、パクリタイトルを考えた編集者には特別ボーナスをドッカ〜ン!と進呈します(笑)。ところで、二人が行く無人島の廃墟は『BR�供戮納係興�也が潜んでいた場所のような気がするんですが・・・。
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