蜜白玉のひとりごと
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2010年08月30日(月) |
読んだ本≪2010年8月≫ |
休みって読書がはかどっていいね。
大竹昭子『ソキョートーキョー鼠京東京』ポプラ社(図書館) 一行感想:大竹さんのスナネズミは続く。我が家の文鳥が途絶えたことを思い出す。
小池昌代『わたしたちはまだ、その場所を知らない』河出書房新社(図書館) 一行感想:坂口先生はそのまま小池さんのよう。いつだったか資生堂でお会いしたあのときの面影を慎重に思い浮かべる。
佐野洋子『あの庭の扉をあけたとき』偕成社(図書館) 一行感想:おばあさんとわたしのやりとりが絶妙。子どもの原色の記憶、よく書けるなあ。
川崎徹『猫の水につかるカエル』講談社(図書館) 一行感想:タイトルに惹かれた。お父さんが亡くなった辺りの描写にやられた。先を越された。
江國香織『真昼なのに昏い部屋』講談社(図書館) 一行感想:読み終わって、やれやれこれで安心して書評が読める、と思ったら、中央公論文芸賞受賞のニュースに行き当たる。
けっこう読んだと思ったけれど、5冊か。でも全部当たりだったからいいか。
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