思うこと
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2008年07月01日(火) 「チベット今昔展」なるプロパガンダ展覧会

本文については他に誰かコメントしてくれるだろう。
なので写真とその説明文についてコメント。

>写真は6月に北京で開催された「チベット今昔展」の展示物。

以前もミクシーニュースに載ったことがあるが、これって、
「人民解放軍によって解放される前は、中世然とした社会だったが、
解放後、中国共産党の指導のもと、社会改革やインフラ整備などが行なわれ、発展しました。」

という中国共産党お約束の歴史認識をアピールする場である。


これがどういうことか。同じことをお礼に言ってやろう。
「満州国建国後、匪賊は消え、治安が安定し、日本の協力のもと、インフラ整備が行なわれ※1、工業化が進み※2、発展しました。」

もし、こんな内容の展覧会を日本が東京の国立博物館あたりで開いたとしたら、中国はなんと言ってくるだろうか?
思いをめぐらすまでもなく、即歴史認識がどうのという外交問題になり、「中国人民の心を害した。反省と謝罪を」
なんて言って来ることだろう。


だが、中国共産党!アンタがやっていることは全く同じだぞ。


※1
満州では、日本本土のどこよりも高速で走る特急列車が走っていたし、
日本本土のどこよりも巨大なダムも建設されていた。

※2
ちなみに、日本が満州に残してきた工場設備は、戦後40年くらい・・・つまり1980年代くらいまで現役で使われていた。


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