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2008年07月17日(木) |
NHKスペシャル「激流中国」 |
日曜日とあって、渋谷でのウロウロを早目に切り上げて帰宅。 飯・風呂を済ませ、ちょっとミクシーなんかをいじっていると、 番組「激流中国」の開始時間に。最終回は良かったぞ。 NHK、よくここまで撮ったな。NHKにしては素晴らしいぞ。
3年にわたる取材。 ダム建設に反対するNGOが、ダム建設に伴う立ち退きを求められている村民を、チャーターバスで、ダムが出来た村に連れて行く。
農地を奪われ、かといって働き口のない「元」農民。 ごみをあさって生活の糧にしている元農民の姿に、村民一同は「ああはなりたくない。ダム反対!戦うぞ!」と気持ちをひとつにする。
しかし、3年後。 NGOの人が村にやってくると、公安の車が尾行する。 村民は隠れ、NGOの人に会おうとしない。 やっとひとりに話を聞くと、会っているのが分かると、後で公安に何されるかわからない。とのこと。
公安に見つかり、二人の男がNGOと村民の間を無言でウロウロする。勝手に村民の写真を撮る。力ずくで弱い者の声を押しつぶそうとする無言の圧力だ。
NGOは携帯電話を取り出し、「村民は、党の指導のおかげで我々は大変豊かになり、幸せですと言ってます」と大声で話す。多分、取材に応じてくれた村民の安全を守るための配慮なのだろう。
結局、村民は一度限りの補償金を握らされて立ち退かされ、工事が始まった・・・。
激流中国(NHKのページ) http://www.nhk.or.jp/special/onair/080713.html
激流中国(ウィキペディア) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BF%80%E6%B5%81%E4%B8%AD%E5%9B%BD
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