思うこと
DiaryINDEXpastwill


2008年08月09日(土) 無理やり五輪を祝わされる人々

開会式にあわせてチベット事変(多くのマスコミで「チベット暴動」と呼ばれているあれね)の犠牲者に対して祈った後、
最終新幹線で実家に帰省。(午後11時着)
両親はNHKでまだ開会式の入場行進を見ていて、西瓜を食べながらそれを見ていました。
視聴ボイコット宣言されている方々には申し訳ないけど、嫌でも見ないとコメント出来ないからね。

これで、雪山獅子旗をなびかせた選手団や、青天星月旗をなびかせた選手団が入場すれば、
それこそ「驚きと感動」だったのだが、当然そのような映像が流れることはなく、ただただ抑圧で無理やり体裁を整えた虚飾の祭典。

以下はニュースからの引用↓
チベットでは、オリンピック祝賀会に反対したチベット人4人が逮捕された。
アムド(中国名青海省)のナンチェン県のジュクンド地区。当局は、オリンピックに向かって開かれる5日間の夏祭りのために一家族のうち最低一人が参加することを強制した。
祭りの3日前7月26日、アサン・ベサツァン21歳、ゴスー・コンキャップツァン35歳、ジャンセンとカドの4人が準備のために集まっていた大勢の地方役人とチベット人の中で 次のように叫び始めた、
「今年は祭りをするような年ではない。大勢のチベット人が殺された。むしろ弔いと祈りを捧げるべき年だ」
「我々は自由を求める!」
同時にパンフレットも配った。その時はそのまま彼らは村に帰ったという。
それを見たチベット人たちは祭りのためにテントを張るのをやめ、全員テントをたたんで引き揚げて行ったという。
残ったのは中国政府のテントだけとなった。
その夜彼ら4人はドショ地区で逮捕された。
現在ナチェン県公安拘置所に拘置されている。
引用ここまで↑
http://www.tchrd.org/press/2008/pr20080730.html

東トルキスタン(新疆ウイグル)では「北京五輪を祝福します」というスローガンを掲げることを断ったモスクが当局に破壊され、漢民族の祭典を祝えと言っても祝えないと言ったウイグル人の姿。
http://3bansen.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_cb73.html

漢民族も例外ではありません。
五輪より人権をと訴えた元工場労働者を「国家転覆扇動罪」で逮捕。
http://www2.asahi.com/olympic2008/column/TKY200804280272.html


その後、虐殺の炎が地獄の釜に点火されるのを見届けて、寝ましたよ。
だって疲れてたんだもん。


思うこと |MAILHomePage

My追加