| 2002年10月06日(日) |
心よりご冥福をお祈り致します。 |
先日、友人が亡くなりました。
日記に書くのを迷いましたが、自分の気持ちとして書き留めて置こうかな・・・。と思いまして、書くことにしました。
本当に突然の事で、私や私の友人達の大切な人は、あまりにも早く幽界へと旅立ってしまいました。 通夜と葬儀が終わり、数日経った今でも信じられません。 メールを打てば返ってくるような。 電話をすれば、いつもの調子で出るような・・・。そんな気がしてなりません。
お世話になった人でした。 今の自分の半分とまではいかないとしても、『今の自分』が居るのはあの人のお陰でした。
昔から身体が強い方ではなく。喘息持ってるクセに、ヘビースモーカーで・・・家族からもまわりの友人みんなからも『止めろ止めろ』と言われていたのに止めなくて。 小さな出来事がいろいろ重なって、年数を重ねることで耐え切れなくなって、身体が限界を超えてしまった。 仕事も忙しくて休めなくて、ちょっと、頑張り過ぎちゃったんだね。
もっと遊んでおけば良かった。 今更言っても仕方ないですが、そう思います。悔やんでも悔やみきれない。 もう一緒に話も出来ない。一緒に飲みにも行けない。一緒にカラオケにも行けない。一緒にゲームも出来ない。何も出来ません。
結局、倒れてから意識は一度も戻ることなく。 ご両親も、ご親戚も、私も友人たちも・・・本人も、何も言えないままでした。
全く嫌な同窓会になってしまったものです。 弔事の席で2〜3年ぶりに再会する人とかも沢山いて、でもこんな場で会いたくなかったね。って誰もが言う。 お通夜の後、『ドレス用意する前に、私に喪服買わせやがって・・・』と話していた友人の言葉が今でも印象に残ってます。 そして、改めて大切な事にも気が付かせられたのかもしれません。 健康管理について、深く考え直しますよ、自分も・・・。 無理を少し控えるよ。 親より先に・・・ってのは、本当に最大の親不孝です。
葬儀のあと、皆で弔い合戦があったのですが(流石に『弔い』で『あずさ2号』とか『神田川』とか歌いだした時には爆笑だったよ)、早く引ける相方と私は先にお店を後にして、簡単にご飯を食べに行きました。 そこで相方が言った事。 『悔い残さないように、たくさん遊ぼうね』 これも、この数日ないで印象に残った言葉かな・・・。
故人は、まだやりたい事もたくさんあったと思う。 回りの皆で少しずつ代わりに、私も少しだけど代わりに何か出来たらと思う。 だから、ゆっくり休んでね。 さよなら。は言わない。 陳腐な言葉に思えるかもしれないけど、私たちが覚えている限り、私たちの心の中にずっと居るから。
今まで本当にどうも有り難う。
どうぞ安らかにお眠り下さい。
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