人と接するのが、苦痛だった時期があった、かも。 |
2002年03月19日(火) |
人と接するのがいやだった時期がある。 とある人たちに言われ続けた言葉が、きっかけだった。 私という存在は、どうやら 「目をあわせただけで不快」な気分をさせるらしく、 「同じ部屋で空気をするのもいや」なのだそうだ。 それまで、しゃべったり笑ったりしていた人たちが 豹変して突き付けてきた言葉。言葉は耳を塞げば 聞こえなくなる。耳を塞いで過ごす日々が続いた。
いらないものを排除する行為は、 どんどんエスカレートしていく。 ただ、すれ違っただけで臑を何度も蹴られた。 もっとエスカレートして、 それから、コンパスで膝を刺されるまでになった。 顔色を変えないのが更に相手の気分を損ねたらしく、 数カ所、刺された。見下ろすと、その表情は 不穏な笑みを浮かべていた。 足の痛みはわからなくなっていた。 どうしてそんな事をするのか、理解できなくて、 とにかく悲しくて仕方がなかった。 朝、起きるのが辛い日々、それでも毎日、家を出た。 なんで足やお腹を蹴られなくちゃいけなかったんだろう。 好きだった人に、そしてそれでも好きな人に。
痣や傷は残らずに済んだけれど、 思考を凝らした様々な嫌がらせを受けている時の 気持ちだけが、まだ体のどこかで生きているみたい。 時々、この出来事は、あたしが弱っているときに 突然目の前へと置かれるので、人を恐れる気持ちが 突如ノドの奥の方から湧き出るようにぐぐっと持ち 上げられてしまい、ひどく困惑することがある。 突然視野が狭まられて、ただ同じことが頭の中を すざましい勢いで溢れてくるような、そんな感覚に 「堕ちて」しまう。醜い。
この感覚が不意に襲ってくるのは、 大抵、それまで笑い話をして過ごしていた相手に 突然冷たい態度をとられたり、それまでの存在を 認めていたにもかかわらず、急に追い出されてしまう ような言動を受けた時。
今日も少し、そんなことがあった。
病院に行って、治るのものでもなさそうだし、 かといってこのままというわけにもいかない。 今の職場で1年内で自傷行為を2回、 かなり激しいそのいやな感覚が蘇ってきたとき、 耐えきれずに無断早退1回、それぞれしている。 このまま続けられるのかどうか、心配。 まあ、正規の職員じゃないからやめようと思えば 3ヶ月前にいえばやめられるんだけどさ。
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