今日は滞りなく仕事が進んだ。空も晴れていた。風強いけど。
帰り、話してもらったところでどうにかなるのだろうか、 否、どうにもならぬといった話をきく。結局翌朝まで話す。 自分の立っている位置を明かされる。 情だとか、絶望だとか、死だとか、思い出とか、仮家族愛だとか。 会話の端々でかいま見せる色々が、結局は身動きとれない状態に 陥らせている事実に気付けばいいんだなんて、 いっそのこと目の前で十把一絡げに毒づいてしまえば、 どんなに楽だろう。 多分人間性一気にどん底まで堕ちること確実だろうけど。 『存在』がきっかけになって、 今まで静寂を保っていたはずのその人の生活や心の水面が 波立つのは言うまでもなく、きっと近い将来に その人にとって何か転機をもたらすことになるでしょう。
その転機は、誰かを裏切らなければいけないということ。
考えれば考える程、 誰かが幸せになれば誰かが不幸になるという 言葉を思いださせるのです。
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