知り合いが新しいお店の店長になったので 遊びに行ってみました。 建物自体が新しく、へんぴな場所にあるので毎日大盛況らしい。
地元の駅へ向かう途中、雨が降ってきて 冷え込んで来ました。 そして、電車で一時間。
向こうの駅に着いた時は、どしゃぶりの雨。 この中を20分も歩いた私。 しかも道路は、歩道といえる代物ではなく、 人ひとりすれ違うにも、車が来るのを注意しないと 危うくひかれそうになるぐらい狭い。
やっとの思いで着いた時には、自宅を出てからすでに 一時間半、過ぎていました。 遠い〜。
それで知り合いのお店にすぐ行ってみたのだけど、 かなり混雑してて、その人もレジに入っていた為、会話等出来なく 人がひいたのを見計らって声をかけたものの、 すぐに忙しくなってしまい、仕方なく外にあるベンチに 座って待っていました。
日も暮れてきた頃、休憩に出るというので、さらに待っていると 私の前を横切ってどこかへ行ってしまうではありませんか。 あら〜?
どうやら休憩といっても仕事の打ち合わせもあるらしく 会社の人達と一緒に、休憩室へ向かってしまったらしいのです。
仕事ならば仕方ない、と私もお腹が減ったので カフェで軽く食事をとっていると、電話がかかってきて 「ごめ〜ん、お店の人と一緒に休憩、入っちゃった♪」 と、なんとも脳天気な声。 その無邪気な声には、悪びれた様子などみじんも感じない。
さすがに血管、切れましたよ!
ここまで来るのに、どのくらいの時間がかかってると思ってるの! そして何時間、待ってたと思うの!(2時間弱) さらに、帰るのにまた一時間半、かかるのよー!
「タクシーで帰るなら、タクシー代、出すよ?」 何!?タクシーだあ?
こんな田舎町の1本道、どこに流しのタクシーが走っているのさ!?
とっぷり日も暮れて、真っ暗な中、また20分かけて駅へ向かい、 雨で冷えた空気にさらされながらとぼとぼ帰った私。 せっかくの休みが無駄になった。 この半日を返しておくれ。
自宅に戻ってから、その人からの携帯、パソコンのメール受信を 受信拒否にしました。 もちろん、電話の着信も。 大人になってからの付き合いって、大事だと思うのですよ。
それだけに、その人から見たら、私との関係は ものすごく軽いものだったのかもしれない。 今日のことは、その裏付けだった気がする。
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